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ターポリン生地の特徴とは?用途に合わせた選び方も紹介!

ターポリン生地の特徴とは?用途に合わせた選び方も紹介!

ターポリン生地は、横断幕やタペストリーに用いられることの多い生地です。水や熱に強く非常に丈夫で、印刷にも適しているので、様々なシーンで選ばれています。スタンダードなターポリン生地のほか、加工を施された様々な種類のターポリン生地があります。

この記事では、ターポリン生地の特徴や種類、それぞれの生地の厚さや重さなどを詳しく解説しています。ターポリン生地を選ぶポイントについて具体的な目的ごとにまとめているので、用途にマッチした生地を選ぶ際の参考にしてみてください。

ターポリン生地は、ポリエステル製の布を柔らかい合成樹脂で挟むことで作られています。芯となる布と表面の合成樹脂の両方の特徴を併せ持っており、畳んだり丸めたりして手軽に持ち運ぶことが可能です。インクの発色が良く色褪せに強いため、印刷にも適しています。

また、ターポリン生地は高い強度と耐久性が魅力です。使用する環境にも左右されますが、ターポリン製の横断幕・懸垂幕などは雨風に晒される屋外であっても1年程度は問題なく使用可能です。屋内であれば、使用可能期間は更に伸びるでしょう。加えて、ターポリン生地は耐水性、耐熱性、防汚性にも優れています。これらの特徴については、以下にまとめます。

・耐水性

ターポリン生地の耐水性の高さの理由は、表面の合成樹脂にあります。ビニール傘やカッパなどの雨具のように水を通さないので、生地に水が染み込むことがありません。

・耐熱性

ターポリン生地は、50℃程度の熱に耐えることが可能です。熱が加わることによって表面の合成樹脂が柔らかくなることはありますが、芯に布が挟まっているので生地自体のハリは保たれます。夏場の屋外のような場所に長時間掲示しても問題ありません。商業施設や地下、駅といった防炎性を求められる場所に掲示したい場合は、ターポリン生地に防炎加工を施すこともできます。

・防汚性

ターポリン生地は防汚性が高く、水やアルコールで汚れを簡単に拭き取ることができます。そのため、工事現場や道路沿いなどの汚れが付きやすい場所や、キャンプなどのアウトドアシーンでも用いられることが多い生地です。

続いて、ターポリン生地の種類についてお伝えします。それぞれの生地の特徴を押さえ、用途に適した生地を選びましょう。

スタンダードなターポリン

先ほどまとめた通り、スタンダードなターポリンは耐水性、耐熱性、防汚性に優れた丈夫な生地です。表面にやや光沢があり、汎用性に富んでいます。

ターポリンの厚さは約0.35mm、重さは400g/㎡ほどです。やや重いこと、風を通さないので煽られやすいことに気をつける必要があります。

※姉妹サイトMAKUSHOPの情報を基に掲載しています。

穴あき加工のメッシュターポリン

メッシュターポリンは、メッシュ加工を施したターポリンです。耐水性、耐熱性、防汚性に優れるといったターポリンの特徴に加え、通気性が良いという特徴を持っています。細かい穴が空いているので、デザインによっては文字やイラストが見えにくくなってしまう可能性があります。

メッシュターポリンの厚さは約0.38mm、重さは370g/㎡ほどです。風が強い場所や高い場所に設置しても、横断幕・懸垂幕が風ではためくことはありません。穴が空いている分、スタンダードなターポリンよりも軽量で持ち運びやすいのも特徴の一つです。

※姉妹サイトMAKUSHOPの情報を基に掲載しています。

光沢感のあるグロスターポリン

グロスターポリンは、グロス(光沢)加工を施したターポリンです。ターポリンが持つ特徴に加え、表面のツヤと印刷の鮮明さが魅力です。デザインの視認性が高いので、発色にこだわりたい飲食物の写真やイラストを印刷する場合におすすめします。

グロスターポリンの厚さは約0.41mm、重さは500g/㎡ほどです。グロス加工をするため、スタンダードなターポリンよりも更に重量があります。

※姉妹サイトMAKUSHOPの情報を基に掲載しています。

両面印刷可能な遮光ターポリン

遮光ターポリンは、2枚のスタンダードなターポリンの間に遮光材が挟まれています。耐水性、耐熱性、防汚性の高さに加え、生地が反りにくく透けにくいという特徴を持っています。裏と表がスタンダードなターポリン生地になるため、それぞれ別々のデザインを印刷することも可能です。

グロスターポリンの厚さは約0.45mm、重さは540g/㎡ほどです。この記事で取り上げている生地の中で、最も厚く重い生地になります。

※姉妹サイトMAKUSHOPの情報を基に掲載しています。

最後に、ターポリン生地の選び方について目的別にまとめました。

・スポーツの応援やイベント
⇒屋内の場合:ターポリン
⇒屋外の場合:メッシュターポリン、グロスターポリン、遮光ターポリン

・店舗の看板
⇒両面印刷可能で遮光性のある遮光ターポリン
⇒視認性が高く印刷が鮮明なグロスターポリン

・キッチンカー
⇒持ち運びやすく風が通り抜けるメッシュターポリン
⇒視認性が高く印刷が鮮明なグロスターポリン

・建設現場
⇒屋外で高層の場所に掲示することが多いためメッシュターポリン

ターポリン生地の特徴や種類、選び方についてお伝えしました。

ターポリンの魅力は、生地の丈夫さにあります。横断幕やタペストリーをせっかく作るのであれば、長期的な掲示に耐えられるターポリン生地がおすすめです。

また、ターポリン生地は種類も豊富で、それぞれに通気性の良さや印刷の鮮明さといった魅力的なメリットがあります。目的に応じて適した生地を選び、長く愛用できる横断幕やタペストリーを作ってみてください。