タペストリーの収納方法を解説!見せる・見せない収納術

タペストリーは、インテリアとして飾ったり、コレクションとして所有されたりするアイテムです。そのため複数のタペストリーを持っている場合、収納に悩むこともあるのではないでしょうか。
この記事では、タペストリーの見せる収納方法、見せない収納方法を紹介しています。また、大切なタペストリーをきれいな状態で飾り、保管するために気をつけるとよいポイントもまとめました。タペストリー収納のヒントとして活用してみてください。
目次
タペストリーを見せて飾る方法
気に入っているタペストリーを見栄えよく飾りたい、コレクションしているタペストリーをいつでも眺められるようにしておきたいという場合は、見せて飾る方法がおすすめです。飾るスペースやタペストリーの数に合わせて、適した方法を選びましょう。
カーテンレールに引っかけて飾る

カーテンレールがついている部屋であれば、タペストリーをカーテンレール用のクリップで挟んで飾れます。カーテンレールに引っかけることで、タペストリーを目隠しとしてもインテリアとしても活用できます。棒や紐が付いていないタイプのタペストリーにおすすめの飾り方です。
カーテンレールに掛ける場合、窓から入る光がそのままタペストリーにも差すことになるため、日焼けや褪色の可能性があります。大切なタペストリーが劣化しないように、遮光カーテンの上からタペストリーを掛けるといった工夫も考えてみてください。
ハンガーラックとハンガーで飾る

紐と棒が付いているタペストリーの場合、ハンガーを使った収納が可能です。衣類の肩紐を引っかけるくぼみのあるハンガーを用意し、くぼみ部分にタペストリーの紐を引っかけ、そのままハンガーラックに並べて吊るします。クリップ付きハンガーなら、タペストリーの棒をクリップで挟めるため、安定して飾れます。また、ハンガーラックにカバーを掛けることで、タペストリーにほこりや汚れが付着しにくくなります。
突っ張り棒を活用して飾る

壁面にタペストリーを飾りたいものの針やネジを刺したくないという場合、突っ張り棒を活用してみましょう。方法は、突っ張り棒を設置して、S字フックを使ってタペストリーの紐を掛けていくだけです。S字フックの数を増やせば、複数のタペストリーをまとめて飾ることもできます。
ただ、突っ張り棒には耐荷重があり、どんな壁面にも設置できるわけではありません。重さや壁面に気をつけて飾ることが大切です。
ポスターフレームに入れて飾る

壁に飾るスペースに余裕があれば、タペストリーをポスターフレームに入れて飾ることもできます。ポスターフレームはバリエーション豊かで、木製やアルミ製、樹脂製など、材質も色もさまざまです。またポスターフレームにタペストリーを収納して飾ることでほこりや汚れを防げます。
紐や棒が付いているタペストリーの場合は、フレームに入れる際に紐と棒を外して布だけの状態にしておく必要があります。
タペストリーを見せずに収納する方法
タペストリーがたくさんあり、場所をとらないようにまとめておきたいという場合は、見せない収納でコンパクトに納めましょう。いずれも、タペストリーを筒状に巻いてから収納する方法です。
ワイヤーネットを使用して立てかける

ワイヤーネットを傘立てのように使ってタペストリーを立てかける方法は、四角い枠の数だけタペストリーを収納できます。二つの棚などの間にワイヤーネットを渡すか、ワイヤーネットの両端を折り曲げて脚にして立たせ、タペストリーを筒状に丸めて枠の中に差し入れていきます。
タペストリーの量が多い場合やサイズが大きい場合だと、ワイヤーネットが倒れてしまうことがあります。その場合、ワイヤーネットをある程度高い場所に設置する、あるいは固定するといった工夫が必要です。また、ワイヤーネットを加工する際は怪我に気をつけてください。
OPP袋に入れる

箱などにまとめてタペストリーを収納する際は、OPP袋と呼ばれるポリプロピレン樹脂製の透明な袋に入れることをおすすめします。タペストリーに保管用の袋が付属している場合は、そのまま使用してもよいでしょう。OPP袋に入れる場合は、ラベルなどを付けて分かりやすくしておくのがおすすめです。袋に入れて保管することで、ほこりや汚れ、褪色防止につながります。
筒状のケースに収納する

タペストリーを持ち運ぶことがある場合は、筒状のケースに収納しておくとそのまま運べるので便利です。図面やポスターを収納するためのアジャスターケースは、肩紐が付いたものやサイズ調整ができるもの、撥水加工されたもの、ラベルが付けられるものなどがあります。アジャスターケースはしっかりした作りのものが多いため、タペストリーを収納するだけでなく運搬する場合にもおすすめです。
タペストリーを飾る時と収納する時のポイント
最後にタペストリーを飾る時、収納する時に注意すべきポイントを3つ紹介します。大切なタペストリーをできるだけきれいな状態に保つためにも、以下の内容を押さえておきましょう。
色褪せや変色しないように対策する
気温も湿度も高い場所、日当たりの良い場所は、タペストリーの変色や褪色の原因になってしまいます。飾る時だけでなく、保管する際にも注意が必要です。タペストリーを守るために、直射日光の当たらない場所に飾る、遮光カーテンを利用する、保管場所を換気するといった対策を行いましょう。
ほこりや汚れをきれいにする方法
タペストリーにほこりや汚れが付着してしまったら、濡らしたタオルや布巾でやさしく拭き取りましょう。その後、タペストリーを陰干ししてしっかり乾かしてから収納してください。
素材にもよりますが、基本的に洗濯機や洗剤の使用はおすすめできません。タグの素材や洗濯表示を確認してから、タペストリーのお手入れを行いましょう。
シワや折り目を取る方法
タペストリーにシワや折り目がある場合は、まずは伸ばして様子を見ましょう。それでも取れない場合は、タグの表示を確認し、アイロンをかけてください。それでもシワや折り目が取れない場合、タペストリーのタグ等を確認した上で、アイロンをかけます。その際は、当て布を利用したうえで印刷の裏側から優しくアイロンを当てるようにしましょう。
保管していたタペストリーのシワや折り目を取る方法についてはこちら。
まとめ
タペストリーの見せる収納方法・見せない収納方法のアイデアと、タペストリーを飾る時・保管する時のポイントをご紹介しました。いずれも、ホームセンターや文具店、雑貨店や100円ショップなどで手に入る身近なものを使った収納方法です。S字フックやハンガー等が既に家にある場合は、すぐに試してみることもできます。
また、部屋の構造や使えるスペース、そもそものタペストリーの所有数によって、適した飾り方、収納方法は異なります。後半でお伝えした注意点を踏まえた上で、工夫しながらタペストリーを楽しんでください。
当店では既製デザインとオリジナルデザインでタペストリーをご注文いただけます。
\既製デザインのタペストリーのご注文はこちら/
デザインが完成しているタペストリーになるため、早く手に入れたい方におすすめです。

\オリジナルデザインでタペストリーのご注文はこちら/
文字やイラスト、写真を使用してオリジナルでタペストリーを作成できます。

※タペストリーを収納する各種アイテムの販売はございませんので予めご了承ください。