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タペストリーのシワや折り目を取る3つの方法!

タペストリーのシワや折り目を取る3つの方法!

タペストリーは、配送時の梱包の状態や保管の仕方によって、畳みシワや折り目がついてしまうことがあります。ついてしまったシワを取りたいと思っても、どのような方法があるのか分からないという方もいるのではないでしょうか。

そこで、今回はタペストリーのシワや折り目を取る方法について、家庭にあるものでできる方法を3つ紹介します。それぞれの手順や注意点を解説しているのでぜひ参考にしてみてください。

また、自宅でタペストリーを飾ったり保管したりするときに、そもそもシワや汚れが付きにくくするような方法や注意点もあわせてご紹介します。

タペストリーのシワや折り目を取る方法

タペストリーのシワや折り目を取るには、主に次の3つの方法があります。

①アイロンをかけて伸ばす
②シワ取りスプレーを使用する
③お風呂場に吊るして蒸気で伸ばす

どれも家庭で実践できる方法なので、自分に合った方法を探してみてください。

①アイロンをかけて伸ばす

アイロンをかけてタペストリーのシワを伸ばす

タペストリーのしわも、衣服のようにアイロンで伸ばすことが可能です。ただし、タペストリーのように合成繊維でできているものは熱に弱く、アイロンを高温でかけてしまうと変色してしまうことがあります。アイロンは必ず低温に設定しましょう。タペストリーを裏返して、当て布をしてからアイロンをかけるのが生地を傷めないポイントです。

【使うもの】

  • アイロン
  • アイロン台
  • 当て布(綿のハンカチやタオルなど)

【手順】

  1. 乾燥した状態のタペストリーを、表側を下にしてアイロン台の上に置く
  2. タペストリーの上から当て布をかける
  3. アイロンを低温にセットする
  4. 当て布をかけたタペストリーにアイロンをかける

【注意点】
アイロンの温度設定は高温にしないことが重要です。生地によって適したアイロンの温度設定は異なるので以下の表を参考にしてください。

温度設定 生地の種類
高温(180℃~210℃) 綿、麻
中温(140℃~160℃) ポリエステル、キュプラ、レーヨン、シルク、ナイロン、毛
低温(80℃~120℃) アクリル、ポリウレタン

塩化ビニール素材でできたタペストリーはアイロンをかけることができません。次に説明する方法でシワを取るようにしましょう。

また、インクが溶ける恐れがあるので、アイロンは必ず生地の裏側から当て布をしてかけるようにしましょう。

②シワ取りスプレーを使用する

シワ取りスプレーでタペストリーのシワを伸ばす

衣類用に販売されているシワ取りスプレーを使ってタペストリーのシワを取ることもできるので、自宅にアイロンが無い方などにはおすすめです。シワ取りスプレーはコンビニや薬局、スーパーなどで販売されているので手軽に手に入れることができます。

シワ取りスプレーの表示を見て、対応している生地を確認しましょう。シワ取りスプレーが使えない生地にスプレーをしてしまうと、シミや色落ちの原因になります。

また、シワ取りスプレーは本来衣類用なので服に良い香りを付けたいという方のために香料タイプも多く販売されています。タペストリーに香りを付けたくない方は、無香料タイプを選びましょう。

シワ取りスプレーを使ってタペストリーのシワを取る手順は以下の通りです。

【手順】

  1. タペストリーの生地から20㎝ほど離れた場所から全体にまんべんなくシワ取りスプレーをかける
  2. 生地がしっとりしたら手でタペストリーを引っ張ってシワを伸ばす。
  3. そのまま乾くまで放置する。

【注意点】
タペストリーの生地にスプレーを近づけすぎると、スプレーが集中的にかかってしまいシミになってしまうかもしれません。なるべく離した状態で、スプレーがまんべんなくいきわたるようにスプレーしましょう。タペストリーの色落ちが心配な方は、一度目立たない場所にスプレーして確認してから使用することをおすすめします。

③お風呂場に吊るして蒸気で伸ばす

お風呂場に吊るして蒸気でタペストリーのシワを伸ばす アイロンの熱やスプレーの成分で生地が傷むのが心配な方は、お風呂場の蒸気でシワを伸ばすのがおすすめです。塩化ビニールなどアイロンをかけることができない生地もこの方法なら有効です。

【手順】

  1. 入浴後などお風呂のお湯がまだ温かい状態でお風呂の蓋を開けたままにする。
  2. タペストリーを壁につかないように吊るす。
  3. 1日ではシワが取れにくいので、1〜2を数日繰り返す。

【注意点】
インクジェット印刷されたタペストリーはインクがにじむ可能性があるので注意しましょう。

シワや汚れを避けるタペストリーの設置・保管方法

タペストリーのシワはここまでご紹介した方法で伸ばすことができますが、そもそもしわや折り目がつかないように工夫することも大切です。今後シワや汚れをなるべくつけないようにするための設置、保管方法についてお伝えします。

収納する時は折り曲げずに巻いて保管する

タペストリーを保管するときに折りたたんで収納すると、シワがついてしまいます。なるべく折り曲げずにくるくる巻いて収納ケースなどに保管すると良いでしょう。

タペストリーは巻いてしまうと柄がわかりにくくなってしまうため、収納ケースにラベルなどを貼って何のタペストリーを保管しているのかわかるようにしておくことをおすすめします。

大切なタペストリーは、額に入れてポスターや絵画のように保管してもよいでしょう。額のまま飾ることもできますし、色褪せや汚れを防ぐこともできます。

お手入れは洗濯機を避け手洗いする

布生地のタペストリーが汚れてしまったり、埃がついたりして洗いたいときは洗濯機ではなく手洗いをするようにしましょう。洗剤などで生地が傷む可能性があるため、洗剤は使わずぬるま湯で優しく手洗いするのがおすすめです。乾かすときは陰干しでしっかりと乾かしましょう。

ビニール生地でできたタペストリーは手洗いせず、柔らかい布巾を濡らして汚れた部分を拭き取り、乾いた布巾で二度拭きして水分を吸い取っておきましょう。

タペストリーの設置を避けるべき場所

タペストリーを購入時のまま美しく保つためには、設置しないほうが良い場所もあります。以下のような場所ではできるだけタペストリーの設置は避けましょう。

・高温多湿の場所
結露がたまるような窓付近や、お風呂まわり、洗濯物を部屋干しする場所など高温多湿の場所にタペストリーを飾るとカビが生えてしまう場合があります。
エアコンの近くも熱風が直接あたるので避けた方が良いでしょう。

部屋に観葉植物がある場合は、水やりした水分が葉から放出されていたり、水受けに水がたまったままになっていたりするので付近の湿度が高くなりがちです。タペストリーを植物の近くに飾るのもやめておきましょう。

・日光や蛍光灯など紫外線が当たる場所
日光がよく当たる場所にタペストリーを置くと、紫外線の影響で色褪せてしまうので注意が必要です。また、蛍光灯や白熱灯からも日光ほどではありませんが紫外線が放出されています。

美術館や博物館の照明も、作品に変色などの影響が出ないように照度や照射時間などが調整されています。蛍光灯などのわずかな紫外線でも長期間にわたって当て続けるとタペストリーの色褪せに繋がるので、蛍光灯の光が直接当たりすぎる場所に飾るのは避けましょう。

・たばこやキッチンなど煙が当たる場所
たばこを吸う部屋にタペストリーを飾ると、生地にたばこの匂いがついてしまったり、たばこのヤニが付いて黄ばんだりします。キッチンも同様に匂いや空気中の油が付着して黄ばみやすくなるため避けた方が良いでしょう。

黄ばみが付いてしまった場合は、耐水性のある生地に限りますが水で濡らして固く絞った布で優しく拭いて汚れを落としてください。

・部屋の換気口など外気が入る場所
マンションなどの部屋にある換気口近くは室外から排気ガスなどの外気が入ってきて壁などが黒く汚れることがあります。タペストリーを換気口の近くに飾っておくと、排気ガスや家の埃などが付着し汚れやすくなるので注意が必要です。

まとめ

タペストリーのシワや折り目を取る方法と保管方法について説明してきました。

アイロンを低温でかけたり、シワ取りスプレーや浴室に干してみるなど自分の取り入れやすい方法を試してみてください。保管の際は巻いて収納するようにし、紫外線や湿度などの影響が少ない場所に飾るなど、保管方法や飾る環境に注意して綺麗な状態を保ちましょう。