のぼりのチチや加工方法について詳しく解説!

飲食店の店舗前やイベント会場など、さまざまな場面で設置されているのぼりですが、のぼりの一部分である「チチ」はのぼりとポールを固定するための布部分です。
この記事では、当店が取り扱っているのぼりを例として、「チチ」やのぼりの加工方法について解説していきます。これからのぼりの購入検討をしており、どのような加工や縫製ができるのか知りたいという方はぜひご覧ください。
目次
- ● のぼりのチチとは?
- ● チチの取り付け位置や色について
- ● のぼりの袋縫い加工
- ● のぼりの三巻縫製について
- ● まとめ
のぼりのチチとは?
チチとは、のぼりとポールを固定するためにのぼりのふちについている輪っか状の布を指します。
チチは、のぼり旗とポールを固定するための役割を果たし、右のイラストを見ると分かるように、のぼりの左右どちらかの辺と、上辺に付けられます。
チチの大きさや間隔は、のぼりの強度に影響するため、作成時に変更することができます。設置場所に応じて変更するのもよいでしょう。
チチはポールに通して固定するかたちとなるため、縦のポールと上部の細いポールの2箇所に通すことになります。
気になる「チチ」の名前の由来ですが、ずばり漢字で「乳」と書きます。諸説ありますが、ポールに一定の間隔で複数取り付けられている様子が犬の乳の形状に似ているからといわれています。乳と書いて「チ」と呼んでいたものが訛ってチチになったという説もありますが、いずれにしても乳に関係していることがわかります。
チチの取り付け位置や色について
皆さんがのぼりを注文する際に、置く場所やどのように見えるのが効果的なのかを考えるのではないでしょうか。当店では、チチを取り付ける位置や、チチの色を決めることが可能です。
チチの色ですが、ほとんどののぼりで使われているのは白です。当店では標準仕様の白チチと、黒チチ(税込+330円)の2種類を取り扱っています。(下図参照)
黒チチは、個性的で見た目のインパクト重視なのぼりを作る際やデザインによっては選ばれることがあります。
※黒チチ
税込+330円
のぼりの袋縫い加工
袋縫いとは、通常チチで通す部分をひとつの筒状に縫って加工し、ポールを通す加工のことを指します。
袋縫い加工には左辺・上辺棒袋縫いと、右辺・上辺棒袋縫いが存在します。(下図参照)
当店では税込+605円で袋縫い加工を承っております。

税込+605円
袋縫い加工のメリットは、のぼりが風で巻き上がらないことです。チチの場合だとどうしても風の抵抗を受けやすく巻き上がりやすくなります。また、袋縫い加工ではチチがないため、縫い目ギリギリまでデザインが可能です。そして、取り付ける際も縦横ともに1回の工程でポールに通せますのでチチよりも楽だといえます。
のぼりの三巻縫製について
のぼりは雨風や日光の影響をうけ、思いのほかほつれや傷みが出てきます。そのため、のぼりの強度を高める三巻縫製を検討してみてはいかがでしょうか。三方三巻縫製とは、のぼりのチチ部分以外の三方を縫い、ほつれ防止効果を高めた仕様です。
当店では、三方三巻縫製の他にもチチ部分の辺も縫い付けた四方三巻縫製のオプションも可能です。少しでも長持ちするようにのぼりを作成したい方は、縫製加工がおすすめです。

まとめ
今回はのぼりのチチと加工方法について解説していきました。のぼりのデザインを通行人が見て一目で認識できるようにするためには、チチの取り付け位置は重要です。また、のぼりの強度を高めるためには三方や四方を縫製することが大切な要素の1つです。
当店では、オリジナルデザインののぼりや既にデザインが完成した既製のぼりをご注文いただくことが可能です。下記バナーからご注文いただけますのでぜひご覧ください。
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※既製のぼりでは、チチの色や加工方法の変更ができかねますので予めご了承ください。