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看板を手作りしてみよう!材料の選び方や設置方法も解説

看板を手作りしてみよう

集客や認知度アップにおいて、看板は欠かせない存在です。
しかし、設置を考えている方の中には、「看板は専門業者に依頼しなければダメ?」「なるべくコストをかけずに看板を設置したい」とお悩みを抱えている方もいるのではないでしょうか。

看板は初めての方でも手作りできるものの、思い描いたデザイン通りに仕上げるには、基本的な作り方を知っておく必要があります。

この記事では、身近な道具を使ってできる看板の作り方から材料の特徴、設置方法について解説します。

看板は業者に製作してもらうこともできますが、自分の手で作ることも可能です。

看板にはプレート状やスタンド型、立て看板などさまざまな種類があるものの、なかでもスプレーを使ったプレート状の看板は比較的簡単に製作できるため、時間やコストの面からみてもおすすめです。
理想のデザインで作れるため、設置場所にぴったり合うサイズの看板や個性やセンスが光る一味違った看板に仕上げられるでしょう。

なお、屋外に設置する場合は、雨や風、紫外線などの影響にご注意ください。

スプレーを使った看板は、以下の4ステップで完成します。

  1. 看板の材料を準備する
  2. 看板の型紙を作成する
  3. 看板にスプレーを振っていく
  4. 看板を乾かして設置する

基本的には、どの工程でも特殊な材料を用意する必要はありません。
各ステップを確認しながら、オリジナルの看板を作ってみましょう。

まずは、看板の材料を準備しましょう。
材料はホームセンターやネットなどで購入できます。

看板を作るための材料
  • 看板として使う素材
    (金属、木材、アクリルなど)
  • セロハンテープやマスキングテープ
  • スプレー
  • のり
  • デザインを印刷するための用紙
  • カッターナイフ
  • 段ボールや新聞など、汚れてもよい紙

すでに塗装済みの素材を購入すれば作業時間が短縮されるため、日ごろ忙しい方やスムーズに看板作りを進めたい方におすすめです。
また、手書きではなく、パソコンやスマホでデザインを作る場合はプリンターも用意しておきましょう。

文字に合わせてカッターで切り込みを入れる様子

次に、看板のデザインを決めて型紙を作成します。

パソコンやスマートフォン上でデザインを作成すれば、基板の大きさに合わせて印刷した紙を、そのまま型紙として使用できるためおすすめです。また、修正やサイズの変更がしやすいというメリットもあります。

デザインができたら、基盤全体にテープを隙間なく貼り付けていきましょう。
このとき、なるべく空気が入らないように貼ってください。

テープが全体に貼れたら、型紙をのりで固定し、デザインに合わせてカッターで切り込みを入れましょう。
丁寧に切り終われば、着色したい部分のみテープを剥がします。

看板にスプレーをかけている様子

デザインに沿ってテープを剥がしたら、看板にスプレーを振って色を塗っていきます。

床や壁が汚れないよう、スプレーを振る前にはダンボールや新聞などで周囲を保護しておきましょう。
一度に厚塗りするといつまでも乾かなかったり、塗料が垂れてしまったりするため、ムラなく薄めに重ね塗りするのがポイントです。

また、箇所によって色を変えたい場合は、着色したい部分以外を新聞紙などで覆いながらスプレーすることで綺麗に仕上がります。

完成した看板を設置した様子

最後に看板をよく乾かし、テープをすべて剥がしたら完成です。

看板の大きさや壁面材によっては接着材や強力テープで貼り付けられますが、落下防止のため、なるべくビスを用いるのがおすすめです。材質にもよるものの、屋外に設置する場合はなるべく防水加工を施しておきましょう。

また、看板には「屋外広告物条例」が自治体ごとに決められており、場合によっては書類提出などが必要になることもあります。
トラブルを避けるためにも、設置する前に各自治体のホームページを確認し、看板にかかる規制を把握しておきましょう。

看板に用いられる材料にはさまざまなものがあり、例えば金属や木材、アクリルなどが挙げられます。
材料によってメリット・デメリットがあるほか、色味や味わいも変わってくるため、目的や用途にあったものを選びましょう。

ここからは、それぞれの特徴について詳しく解説します。

光沢のある金属の板

金属素材として代表的なものは、スチールやステンレス、アルミなどです。

例えば、スチールは強度が高く、比較的安価で手に入る素材です。基本的にはさびやすい傾向があるものの、最近ではさびにくい加工が施されているものもあります。

一方、ステンレスやアルミは、いずれも耐久性が高くてさびにくいため、屋外でも問題なく使用できます。ただし、ステンレスは傷がつきやすく、アルミは耐熱性が低い傾向があるという点に注意しましょう。

板状になった木材

木材は、切る・接着する・掘るなどの加工がしやすいため、看板の素材として扱いやすい素材といえます。

金属とは違った木材ならではの雰囲気を演出できるだけでなく、以下のように木材を文字や図形の形に切ることで、立体感のあるオリジナリティの高い看板に仕上げることもできます。

なお、木材は水に弱く、雨や湿気によって劣化しやすいため、屋外や水に近い場所で使用する場合には注意が必要です。

劣化を防ぐために、撥水加工やコーティングなどをし、可能であればメンテナンスを定期的に行うことをおすすめします。

机に立てられたアクリルパーテーション

アクリル素材は、高い耐衝撃性と透明性を備えた素材です。

加工性や耐水性に優れていることから、雨にさらされる環境でも問題なく対応できます。また、屋外で使用しても変色・劣化が起こりにくく、軽量で長期間使用できるのも魅力です。

一方で、傷に弱く、強く擦ると表面に傷がつきやすい素材でもあります。
アクリル素材が温度変化によって伸縮することもあるため、直射日光によって温度が上昇しやすい環境での使用には注意しましょう。

スチレン素材を拡大した様子

スチレン素材は、「ポリスチレンフォーム」という発泡プラスチック素材にある程度の強度をもたせたものです。

安価で軽いうえ、着色や加工がしやすいため、展示パネルや商品棚のPOP、等身大パネルのような看板によく使用されています。

ただし、衝撃に弱く、少しぶつかっただけでも潰れてしまうため、持ち運びは慎重に行いましょう。
また、湿気の変化や水分によって反ることもあることから、湿気の少ない場所での使用がおすすめです。

ピンクの布生地

幕やタペストリーなどの布素材やビニール素材を看板として使う方法もあります。

こうした看板幕は店頭幕や日除け幕などと呼ばれ、看板よりも低コストで製作できるうえ、取り付けやすく、店内の目隠し効果も期待できます。また、丸めたり、コンパクトにたたんだりすることもできるため、保管場所を取りにくいです。

また、限られたスペースでも設置でき、店舗の存在やおすすめ商品を積極的にアピールしやすいのも、幕やタペストリーなどの布素材のメリットでしょう。

手作りの看板には、自作ならではの温もりや親しみを表現することができます。

製作には手間や時間がかかるものの、コストを抑えられるうえ、製作中に色々とアイデアが浮かべば、その都度工夫しながらオリジナリティあふれる看板にすることもできるでしょう。

また、インテリアとして、おしゃれな空間を演出するアイテムにもなります。
「低コストで、こだわりの看板を設置したい」と考えるなら、ぜひ手作りの看板をご検討ください。

※のぼり通販.comでは金属、木材、アクリル、スチレンの素材は販売しておりませんので予めご了承ください。
※姉妹サイトのMAKUSHOPでは横断幕を、のぼり印刷.comではタペストリーを取り扱っています。商品の詳細はそれぞれのサイトでご確認ください。