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大漁旗の意味と歴史|使用される場面とおすすめデザインも紹介

大漁旗の意味と歴史

大漁旗(たいりょうばた)と聞いて、

「大漁旗の意味や由来って何?」
「大漁旗にはどんなデザインがあるか知りたい」
「祝い事があって、大漁旗を作りたい」

このような疑問や考え、アイデアがあるのではないでしょうか。

このコラムでは、大漁旗の概要や歴史をはじめ、絵柄の意味、大漁旗が使われる場面や珍しいデザインについてお伝えします。

大漁旗について簡単に知ることができる内容となっていますので、ぜひ最後までご覧ください。

大漁旗とは

大漁旗とは、大漁であることを陸にいる漁業関係者や家族にいち早く知らせる目的で、漁船の船首・船尾に掲げられる旗のことです。

もともと旗や幟は、神霊を招く目的で掲げる慣習がありました。そのため、大漁旗には「神様を招いて一緒に大漁をお祝いする」という意味も含まれているとされています。
現在では、大漁旗は縁起の良いものとして、お土産や記念品としても取り扱われるようになりました。

大漁旗のデザイン例

大漁旗の歴史

大漁旗の歴史にはいくつか説がありますが、江戸時代から始まったと言われています。

漁に出た船を識別するため、「日本の船」としての船印として使われたことが大漁旗の由来という説があります。当時は、沖に出て遠く離れた船からも見えるように、大きな旗で知らせるのが習わしでした。

また、大きな大漁旗が見えることで、すぐに荷揚げや加工の準備に取り掛かれる、という効果も期待されていたようです。

現代では、縁起の良い時期に漁船に取り付ける用途が定着しており、正月の初出航や進水式などで使われる機会が多くなっています。

大漁旗の絵柄の意味

大漁旗に使われる絵柄は、「めでたい」「縁起が良い」といった意味を持つものが多いです。
遠くから見ても目立つように、豪華で色彩の鮮やかなデザインが特徴となっています。

大漁旗の絵柄の例としては、波・太陽・鰹・鯛・宝船・鶴亀・富士山・七福神・龍などが挙げられ、祝大漁や祝進水などの文字を入れることもあります。

大漁旗が使われる場面

大漁旗はさまざまな場面で使用されています。

ここでは、大漁旗の用途・シーンを4つ紹介しますので参考にしてください。

進水祝い

大漁旗は、新しい船が進水する際に、進水祝いとして使われています。大漁を祈り、出航の安全を願って贈られるのです。

また、進水祝いとして使われる際のデザインは、鰹や鯛などの魚を主役に朝日や波を描いたものや、船の名前を書いたものが多くなっています。

誕生日のお祝い

大漁旗は、誕生日のお祝いとしても使われます。

朝日や富士山などに代表されるめでたいものを背景に、祝う相手の名前・生まれた日時などをデザインするのが一般的です。祝誕生・祝還暦といった文字を描き、年齢を入れることもあります。

贈る相手の好きなデザインを取り入れると、喜んでもらいやすいでしょう。

誕生日祝いに使える大漁旗

開店のお祝い

開店のお祝いとしても大漁旗は使用されます。

祝開店や商売繁盛など、「お祝いしたい」「願いたい」といった内容を大きな文字で配置し、その付近に店舗の名前を添えたものが多いです。
また、商売の神様とされる恵比須様や大黒様、宝船のデザインもよく採用されています。

開店祝いに使える大漁旗

応援シーン

大漁旗は応援シーンでも使われます。

大漁旗の目立つデザインはプレー中の選手からも見やすいため、特にスポーツの応援で見かけることが多いです。
大漁旗のデザインとしては、選手の名前やチームロゴを入れ、遠くから見ても認識できるものが良いでしょう。

応援に使える大漁旗

大漁旗の珍しいデザインは?

大漁旗の珍しいデザイン例をいくつか紹介します。

子どもの誕生日に、子どもの顔写真をイラストにしたものは珍しいデザインであり、思い出にも残りやすいです。

また、お世話になった先生に、記念になるような大漁旗を卒業式で贈るのも喜ばれるでしょう。
釣りが好きな人のお祝いをする時に、その人の好きな魚をメインにした大漁旗を贈るのも良いアイデアです。

大漁旗にお気に入りの曲の歌詞を入れ、曲の世界観をデザインしたものもあります。

歌詞を書いた大漁旗

まとめ

今回のコラムでは、大漁旗の概要や歴史、絵柄の意味、大漁旗が使われる場面や珍しいデザインについてお伝えしました。

本来は大漁を知らせる旗として使われていた大漁旗ですが、現在では祝い事や応援シーンなど、さまざまな場面で使われています。

コラムを参考に、ぜひオリジナルの大漁旗作りにお役立てください。