日除けのれんでお店をアピール!サイズの選び方や設置方法も紹介!

目次
日除けのれんの役割(日除け幕・店頭幕)
日除けのれんとは、元々「日よけ」を目的としたのれんのことを指します。
現在では「お店の玄関などに斜めにかけられている暖簾や幕のようなもの」のことを総称して「日除けのれん」、「日除け幕」、「店頭幕」などと呼ばれています。
また、風にあおられるとのれんが揺れてパターンと太鼓を叩いたような音がすることから「太鼓のれん」と呼ばれることもあります。
日除けのれんは、お店の外に大風呂敷のような一枚布を軒先から地面にかけて斜めに掛け使用します。
お店の屋号やロゴ、料理の写真など売り出したいものを全面にアピールすることができるため、看板としても活用が期待できる優れものです。
昔は冷房設備がなかったこともあり、日差しによって呉服やお米などが傷んでしまうことがありました。
日除けのれんは、そういった商品の劣化を防ぐために製作されたのが始まりといわれています。
それ以外にも冬の季節に寒い風が入ってくるのを防ぐ目的や、店頭の装飾や看板、外からの目隠しとしても役立っていたようです。
なお、日光による日焼けや汚れを目立たせないために白地以外のものが多く作られています。
日除けのれんの人気サイズと測り方
日除けのれんは設置する玄関の高さや幅によってサイズが決まります。
縦は200cm~250cmが弊社の取扱商品では人気のサイズです。短いものでは縦180cmのものも弊社のおすすめのサイズです。
幅は100~150cm程がおすすめです。

人気のサイズ | ||
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縦200cm×横90cm | 縦210cm×横90cm | 縦220cm×横100cm |
縦200cm×横120cm | 縦210cm×横130cm | 縦220cm×横120cm |
設置場所からサイズを決める方法(サイズの測り方)
日除け幕は垂れ幕とは異なり、きちんとサイズを測らないと縦が余れば床に着いて汚れてしまいますし、横が長すぎればお店の中が全く見えなくなって集客に影響を及ぼしかねません。
縦の長さは、設置場所から床までの垂直の長さに数センチ程、余裕を持たせることがおすすめです。※地面に垂直に設置する場合は設置場所から床までの高さを測れば垂直の長さでもおかしくはありませんが、下が若干短く見えてしまいます。
日除けのれんは斜めにせり出すように掛けたほうが見栄えが良くなることが期待されます。
横の長さは設置場所に合わせてぴったりとなるように測ります。
日除けのれんの人気の生地
一般的に日除けのれんで使われる生地は、綿、帆布、テトロンツイル、ターポリンです。
帆布とは綿や麻で平織りした厚手の生地のことです。
テトロンツイルはポリエステル生地で、糸が太いため密度が濃く耐久性に優れています。
ターポリンは主にポリエステルと塩化ビニールでできていて、発色が良く耐久性にも優れています。
日除けのれんは屋外に設置されることが多いため、弊社では耐久性の高いターポリン生地で作成されることをおすすめしています。
日除けのれんの仕立てについて
日除けのれんは吊るして使うため、必ず上下に吊るすための加工を必要とします。
吊るし方によって加工の方法は異なりますので設置場所に合わせるようにしましょう。
上下棒袋縫い加工

袋状のため、紐での補強がしにくいですが、その分耐久性があります。
ハトメ加工(標準ハトメ加工/ハトメの個数・位置別途指定)
のれんの四隅に小さな穴を開け「ハトメ」という金具で補強する方法です。
紐で吊るすだけの簡素な加工になるため、風の影響が少ない場所に向いています。


ハトメ+上下棒袋縫い

袋部分に棒を通した後、紐で補強することができるので、より安全な方法で設置したい場合に向いています。
共チチ仕立て
のぼりを設置するときに棒を通す「チチ」をのれんの上下につける加工方法です。
紐で真ん中を補強して吊るしたい場合に最適です。
※弊社(のぼり通販.com・のぼり印刷.com・MAKUSHOP)では取り扱いがありません。
また、弊社では設置に関しても必要なロープなどは取扱いをしておりませんので、ご注意くださいませ。
「日除けのれん」は単に日除けの役割だけでなく、お店の顔として看板代わりとして重宝されています。
集客アップにつながる日除けのれんを作るには、設置場所に見合ったサイズと生地、吊るし方や加工方法に気をつけることが必要です。
ぜひ訴求効果が高まるように日除けのれんを設置してみてはいかがでしょう。