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のぼりの集客効果がない原因は色!集客とのぼりの色の関係とは?

2017年11月25日追加

念願のお店をオープンしたのはいいものの、開業したばかりなので広告費をそんなに出せない・・・ そんな悩みに低コストで宣伝できる販促用のツールが「のぼり」です。
のぼりとは、主に店頭に置かれる旗の形をした販促ツールで、視認性が高いためほとんどの店舗で導入されています。ですが、のぼりを設置したにも関わらず、思いのほか集客効果が見込めない事はありませんか? その原因は「色」 にあるかもしれません。目立つ色より、お客様に入店したいと思わせる色を使って集客効果をアップさせましょう。

目立つ色とは色相の用語で「純色」と呼ばれるものです。明度と彩度が高く、白や黒が一切混ざっていない赤や黄色などがそれに該当します。 主張が強いため、純色同士の組み合わせの配色はパッと目を引くことができるでしょう。 また、赤や黄色の暖色にカテゴライズされる色は、青や緑などの寒色と比べて人の注意を引き付ける誘目性にも優れています。 しかし、いくら目立つ色だからといって明らかに用途に合っていないのぼりは、集客効果は上がるどころかむしろ減ってしまいます。のぼりは設置するだけでなく、実際に旗制作をする際に用途に合わせて色を使い分けることが大切です。 これが集客効果のある色になります。色相について書かれたブログなどを読んで参考にするのもよいでしょう。

また、人はなにかを選ぶ時に、無意識に「色」に誘導されています。例えば、信号が赤・黄・青で表されているのは人間の色に対するイメージを上手く利用しているからです。 色は、視認性があるためダイレクトに心理的・生理的に人間の心に影響を及ぼします。もし、オフホワイトやパステル系の色が似合う静かな雰囲気の店に、元気や興奮のイメージがある赤や黄色ののぼりを立てたら、お客様は瞬時に違和感をおぼえ敬遠してしまうでしょう。 この場合は店舗の雰囲気に合った彩度の低い柔らかい色ののぼりを立てることが正解です。ゆえに「集客効果がある色」と「目立つ色」とでは来客の差があるのです。ミスマッチにならない色を選別するためにさまざまな業界で「色彩マーケティング」が利用されています。 色彩心理学を利用して、数多くのサンプルから顧客に好かれる色、集客効果が高い色の傾向を導き出します。 また、色彩マーケティングでは男女が好む色の違いや、消費者がそのブランドについてイメージする色に反し、ブランドがイメージと異なる色を使っている商品は売れづらい、という傾向があることが証明されています。

のぼりの本来の目的は集客です。お客様に「行きたい」と思わせるようなデザインや色ののぼりでないと、客足は伸びません。人は色で誘導されることは証明済みですが、具体的にどのようなのぼりに誘導されるのでしょう? それは、やはりお店自体が持つ雰囲気や季節感に左右されるといえます。当然ですが、いくら誘目性の高い色づかいでも雰囲気に合わない季節感のない色をつかったのぼりは集客力に欠けるといえます。
それでは、このお店に行きたい!寄ってみたいと思わせる色はどんな色か、お店の雰囲気・四季にあったのぼりのと合わないのぼりを紹介します。なぜ合わないのか、具体的な理由も画像を参考に解説します。

Q.「ちょっと高級な焼き肉店」に行きたいのぼりはどっち?

この場合集客効果があるのぼりは 左ののぼり です。
今日は奮発してすこし高級な焼肉店に行きたい、と思った時は白背景に炎のグラデーションを連想させるデザインの方が高級感があり集客しやすいといえます。赤地ののぼりは文字も大きく目立ちますが、大衆感があります。

Q.「安価で美味しい寿司を食べたい」と考えているときに寄りたいのぼりはどっち?

この場合集客効果があるのぼりは 右ののぼりです。
お寿司屋さんに行きたいが、予算もあるので高すぎない値段がよいと思った場合、 寿司の絵があしらわれたカラフルなのぼりの方が、入りやすい庶民的な寿司屋のイメージを与えます。 青地に白文字ののぼりは目立ちますが、シンプルさゆえに高級感を醸し出しています。

Q.「デートを成功させるために美容室へ行きたい!」そんな時に行きたいのぼりはどっち?

この場合集客効果があるのぼりは 右ののぼりです。
お洒落な美容室を探している場合、彩度を抑え旗の形にも凝ったデザインののぼりの方が小洒落た雰囲気があり入店したくなるでしょう。 逆に黄色と赤の純色同士の組み合わせは目立ちますが、リーズナブルな美容室のイメージがありお洒落とはいえません。

Q.「初めてエステへ行きたいな・・・」と思っているときに行きたいのぼりはどっち?

この場合集客効果があるのぼりは 左ののぼりです。
エステに行って自分磨きをしたい!という目的がある場合、ピンクを基調としたのぼりは一見かわいらしく目を引きますが、 文字の情報量が多く何をメインにしているのかがぼやけています。 逆に白地でエステを受ける女性の写真があった方が、顧客もどのようなエステを受けられるか想像しやすいため集客効果があるといえます。

Q 夜に美味しいビールを飲みたいときに惹かれるのぼりはどっち?

この場合集客効果があるのぼりは 左ののぼりです。
ビアガーデンで冷たいビールを楽しみたい場合はどうでしょう?文字を黄色にしたのぼりは背景とのコントラストがあり目立ちますが、同じ黄色い文字ののぼりでも、ビールの写真を追加することによってより「飲みたい!」という意欲をかきたて入店したくなるでしょう。

Q.しゃぶしゃぶの食べ放題に行きたい!おいしそうなのぼりはどっち?

この場合集客効果があるのぼりは 右ののぼりです。
「しゃぶしゃぶ」という目立つ色でも、文字だけののぼりはどんなしゃぶしゃぶが提供されるかイメージしにくいでしょう。 しゃぶしゃぶの写真があったフルカラーののぼりの方が、お店の雰囲気やグレードがわかりやすくお客様が入りやすいのぼりといえます。 飲食物は視覚からの情報で脳が刺激されます。 ビアガーデンののぼりの時のように写真を入れると集客効果が断然違います。

Q.うどんが食べたいと思うのぼりはどっち?

この場合集客効果があるのぼりは両方です。うどんの場合、夏は冷やしやぶっかけ、冬は鍋焼きなど季節を問わず愛される食材です。 ゆえに夏の暑い日には、冷やしうどんを連想させる「紺のうどんのぼり」、冬の寒い日は温かいうどんのイメージがある「赤のうどんのぼり」と季節によって使い分けることが集客のポイントです。

お店の雰囲気に合うのぼり・四季に合わせるのぼりが何たるかを知ることができたなら、あとはのぼりを設置するのみです。 のぼりは店舗のコンセプトごとに既製品が用意されているためそこから選んで簡単に注文することができます。もし、自分の店オリジナルののぼりにこだわりたい、イメージ通りののぼりがない、ということであればオリジナルのデザインや色で作成することも可能です。 ここで注意しなければならないのは、のぼりで使ってはいけない色・避けるべき色が存在することです。

「金色・銀色・メタリック」などの印刷に反映しない特殊色

高級感のある色で真っ先に思い浮かぶのが金や銀でしょう。またメタリックな色も渋さや重量感を演出させるには最適です。ですが、のぼりでは事情が変わってきます。 普通のインクでは印刷ができません。特殊インクを使って印刷することは不可能ではありませんが、別途費用がかかります。また、特殊印刷をしたとしても再現に難しい色のため、イメージ通りののぼりにならないことを念頭に置きましょう。 工夫としては、普通のインクを使い黄土色やグレーにグラデーションを入れることによって金や銀に見せることは可能です。

目立つ「蛍光色」はコストが割高に

のぼりをより目立たせるために、注意を促す効果のある黄色の蛍光色を使いたいと考える人もいるでしょう。もちろん蛍光色ののぼりは既製品で販売中です。 しかしオリジナルで蛍光色の商品を作るとなると、印刷がしにくいためコストがかかってしまいます。黄色1色ののぼりを頼んだつもりでも、蛍光色はさらに生地代がかさむため価格は若干割増になります。 また、作成可能な生地が限られているため注意が必要です。なお蛍光色を用いたオリジナルののぼり制作は「のぼり印刷.com」で取り扱っています。興味がある方はこちらを参考にしてはいかがでしょう。

参考サイトはこちら・・・ 蛍光 | オリジナルのぼり・旗の激安印刷 【のぼり印刷ドットコム】

おしゃれな「パステルカラー」は色あせて見える?

お店の雰囲気に合わせるために、パステルカラーののぼりを作りたいという人もいます。ですが、仕上がりの色はきれいなパステルカラーに見えても、実際お店に設置すると日光などで色が薄く見えてしまうことがあります。 特に、パステル地に白色の文字だと遠目からではアピールポイントが弱く見えづらいため、どうしてもパステルカラーののぼりにしたいなら、文字色を濃くしたり縁取りをしたりするなど工夫が必要です。 また、実際販売しているのぼりでもスカイブルーやピンクなど、外に設置するとパステルカラーのようにみえるのぼりもありますので、そこから選ぶのもよいでしょう。

このように、いくら「目立つ」からといって、赤や黄色の純色を中心としたのぼりばかりを選んでしまうとミスマッチを招き集客に逆効果となってしまうおそれがあります。 目立つ色だけにこだわらず、お店の雰囲気や季節に合わせた配色のぼりを選ぶことが大切です。