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のぼりの印刷の方法

のぼりは以前色ごとに版を作り捺染プリントという方法で、1色ずつ印刷していました。ですから、1枚ののぼりを作る 場合にはとても費用が合わず、のぼりを作りたいと考えた場合には100枚単位で作ることが普通でした。
いまでは昇華転写捺染という方法やダイレクト捺染という方法があり、多種多様なニーズに対してフレキシブルに対応 出来るようになっています。

昇華転写捺染はインクジェットプリンターで転写紙に印刷した後、それを生地に重ね合わせて200℃の高熱で転写、昇 華させる染め方法で、両面のぼりなど付加価値の高いのぼりを作ることが出来ます。
現在の安いオリジナルのぼりの印刷方法はダイレクト捺染で、生地に直接プリントした後、そのまま高温で熱をかけて 仕上げる印刷方法です。
ダイレクト捺染ののぼりは、写真などをのぼりに印刷する場合など、1枚から手軽に作ることが出来ます。

どんなのぼりを何枚作りたいかによって、捺染プリント・昇華転写捺染・ダイレクト捺染を選ぶことになります。
説明を読むと、捺染プリントにはあまりメリットがないように感じられますが、数量が多いと1枚の単価がぐっと下がりま す。また、クラフト感溢れる発色の良さや、出来上がりのシャープさでは、昇華転写捺染に勝る点もあります。

ただし、のぼりは日光や雨にさらされ、風になびくもので寿命は3ヶ月から4ヶ月と言われています。
それは、捺染プリント・昇華転写捺染・ダイレクト捺染どの方法であっても同じです。

捺染は「なせん」と読み、江戸時代から続く染め物のノウハウが詰まっています。
コンピュータで作成したデータをもとに、スクリーン印刷という方法にはなってきていますが、伝統工芸的な技法がベースにあるのは同じなのです。

昇華転写捺染はのぼり旗専用の染色インクを使いますが、基本はプリンターで印刷をするのと同じです。
熱処理でインクを生地にしみ込ませる方法で、写真などのグラデーションの入ったものでも簡単に印刷出来る優れた方法です。